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バジャドリード対ウエスカ戦キャプテンマーク

5月29日(日)、ウエスカはLaLiga Smartbank 2021/22シーズンの最終節、バジャドリードとの対戦でエスタディオ・ホセ・ソリージャを訪れます。

すでに伝統となっているように、この試合に向けて対戦相手のチームとその町、県、文化にちなんだ特別なキャプテンマークがデザインされました。

続いてキャプテンマークのデザインを解説画像で紹介し、それぞれの詳細について説明します。このキャプテンマークは一風変わったイラストのスタイルと、さまざまな参考文献で共通のテーマとなっている特別な人物をモチーフとしています。 

ミゲル・デリーベス:文学、芸術そしてサッカー

このキャプテンマークのデザインはミゲル・デリーベスへのオマージュです。バジャドリード出身のこの素晴らしい作家は漫画家-特に風刺画家-でもあり、漫画「エル・ノルテ・デ・カスティージャ(El Norte de Castilla)」の中でサッカー、そして熱烈なサポーターだったバジャドリードへの情熱を表現しました。彼の絵のスタイルからインスピレーションを受け、キャプテンマークには他にもいくつか彼を連想させるものがあります。

この情熱に敬意を表し、同じく文学的な名前を持つスタジアム、ヌエボ・ソリージャのシルエットを取り入れました。また、彼の代表作の1つで、マリオ・カミュによって映画化され、多くの賞を受賞した「ロス・サントス・イノセンテス(Los Santos Inocentes)」の「ミラナ・ボニータ(milana bonita)」や、バジャドリード市内の公園「パルケ・カンポ・グランデ(Parque Campo Grande)」にある彼に捧げた彫刻の像も彼にちなんだものです。

デリーベスは自然と狩猟をこよなく愛しました。例えば、映画化されアルフレド・ランダとパコ・ラバルが出演し数々の賞を受賞した前述の小説など、作品を通じて彼はそのことをよく表しています。

デリーベスは自然と狩猟をこよなく愛しました。例えば、映画化されアルフレド・ランダとパコ・ラバルが出演し数々の賞を受賞した前述の小説など、作品を通じて彼はそのことをよく表しています。

スペイン初の女性作家

バジャドリードの文学の伝統は疑う余地がありません。キャプテンマークのデザインの中で我々はもう1つオマージュを表しました。ベアトリス・ベルナルはバジャドリード出身、当時としては大胆にも自分の名前で小説-騎士道小説-を発表、その証拠が文書として残っている最初の女性の1人です。彼女は「ドン・クリスタリアン・デ・エスパーニャ(Don Cristalián de España)」を執筆、この小説は1545年に日の目を見、その後版を重ね、イタリア語にも翻訳されました。

カンポ・グランデの孔雀

バジャドリード市内にあるこの公園は孔雀が多く生息することで知られています。2020年3月のロックダウン中には物珍しさから孔雀たちが市内を歩き回りました。今回はキャプテンマークのデザインにひと味添えました。

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