アルコルコン対ウエスカ戦キャプテンマーク
3月13日(日)18:15、ウエスカは、ラ・リーガ・スマートバンク第31節、エスタディオ・サント・ドミンゴでアルコルコンと対戦します。
とてもスポーティなキャプテンマーク
アルコルコンはサッカーだけではなくスポーツが盛んな町です。マドリードにはビーチがありませんが、水球があります(それもたくさん)。キャプテンマークのデザインにはこのスポーツの影響とマドリードの遺産が描かれています。水球のモチーフが繰り返しパターンとしてライン状にデザインされ、アルコルコンのエンブレムである黄色と青色が背景として使用されています。
このようにマドリード州南部のこの町で水球というスポーツは非常に存在感があり、現在女子ナショナルチームの監督であるミキ・オカなど、偉大な人物にスポットが当たっています。彼はこのウォータースポーツのパイオニアとしてヨーロッ選手権で金メダル2個、世界選手権で金メダル1個、銀メダル2個、銅メダル1個、オリンピックで銀メダルを獲得、クラブ・ナタシオン・オンダレタ・アルコルコン(重要な採石場がある)、タラサ、バルセロナ、カタルーニャでプレーしました。また、水球のナショナルチームでは1996年のアトランタオリンピックで金メダル、1992年のバルセロナオリンピックで銀メダルを獲得、1998年の世界選手権では優勝を果たしています。
また、彼以外にもアルコルコンにはウォータースポーツの輝かしい人物たちがいます。アルコルコンの水球界を代表するモロ兄弟、水球の女子ナショナルチームの選手で、ヨーロッパ・世界チャンピオン、そしてオリンピック準優勝のピラール。ペーニャ、ダウン症の水泳選手で国内および国際選手権で50個以上のメダルを獲得したカルロス・エルナンデス。
もちろん、ウエスカで素晴らしい時間を過ごしたフアン・アントニオ・アンケラ監督のことも忘れてはなりません。他のスポーツの領域であるサッカーで「アンケロッティ(アンケラのニックネーム)」は2009年、あの「アルコルコナーソ」のヒーローであり、国王杯のレアル・マドリード戦ファーストレグで「小さな」チームがビッグクラブを4-0で破り、レアル・マドリードを国王杯から敗退させたのです。その数か月後、同監督はアルコルコンをセグンダ・ディビシオンに昇格させました(アルコルコンはそれ以来今シーズンでセグンダ・ディビシオン12シーズン目と、最も長く連続してセグンダ・ディビシオンでプレーするチームとなっています)。
ア・ラ・ホタ、ホタ
アルコルコンはホタと素晴らしい関係を築いています。マドリード州の人気伝統舞踊はアラゴン州のホタと結びついており、この舞踊の文化的・民俗的価値は計り知れないことが主張されています。エミリタ・ロドリゲス・モンテシーノスは
、アルコルコンのホタの普及と教えという偉大な仕事を行いながら、常にこの舞踏の活性化に努めてきました。彼女と民俗・伝統グループ全体の功績が切手という形で認められ、2019年には2枚の切手が2度発行されました。
このため、ホタの代表的な楽器であるカスタネットをキャプテンマークにグラフィカルにデザインし、踊りと感覚というこの素晴らしい芸術を反映させたいと考えました。
このキャプテンマークには「ホタ・マジュスクラ(Jota Mayúscula)」ことヘスース・ビバング・ゴンサーレスを偲ぶホタ・マジュスクラも入っています。ホタ・マジュスクラはアルコルコン出身のDJ、スペイン語のラップ、ヒップホップのプロデューサーで、生きていれば今年で50歳でした(昨年50周年記念を迎えたアルコルコンと同じ数字です)。また、ホタ・マジュスクラはラジオ局Radio3の司会者やディレクターとして、ヒップホップやラップを代表とする国内外のアーバンミュージックの知名度向上に力を注いできました。
#hastaelúltimominuto
アルコルコンのスローガンが「#hastaelúltimominuto(最後の最後まで)」であることをご存知でしたか?これは困窮している2つのチームの対戦で私たちが共有するスローガンです。ウエスカには最後の最後まで(#hastaelúltimominuto)勝利への探求をやめないでほしいと願っています。