100周年のキャプテンマーク
リーグ戦、昇格、偉業を成し遂げたテネリフェは、今年100周年を迎えます。1922年、前身であるテネリフェ・スポルティング・クラブという名称から現クラブ名に変更されました。キャプテンマークには#CentenarioCDT がグラフィカルに描かれ、上下には青と白の縁取りの形で100周年のロゴが表現されています。

島のシンボロジー
テネリフェ島に重要な生態学的多様性があることから、キャプテンマークは島の優れた植物相を参考に構成されています。島には豊かな植物が生い茂り、ベヘキージョ・テネリフェーニョの葉上に黄色がかった花を咲かせる植生が目を惹きます。この花はキャプテンマークにも含まれています。
もう一つの重要なシンボルはチームのエンブレムとテネリフェ県の両方に存在するサン・アンドレスの十字で、これはグラフィックパターンで表現されています。
天文台から何てゴールだ!
キャプテンマークの構成はガストロノミー、天体物理学、そしてアーバンアートに触れることで完結します。「チチャーロ(chicharro-大西洋アジ)」と呼ばれる質素な魚は、サンタ・クルス・デ・テネリフェに住む人たちのシンボルの1つで、キャプテンマークの一部を構成しています。この言葉はスポーツ中継でよく耳にする「¡vaya chicharro!(何てゴールだ!)」のように、ゴールのことも意味します。
ウエスカのエンブレムのすぐ下にはテイデ天文台があります。標高2,390mに位置するカナリア諸島にあるこの天体物理学の施設は世界最大の太陽天文台と言われています。キャプテンマークを通して様々な星を観察することができます。
最後にベホ(Bejo)として知られているアーバン・アーティスト、ボルハ・ヒメネスさんを彼のシンボルであるメガネで表現しました。多芸多才な歌手であるボルハ・ヒメネスさんは今年のサンタ・クルスのカーニバルのポスターの作者であり、彼の曲ラ・フロリナータでは、愛する《テテ(Tete)》に言葉を捧げています。
